今、何を思う




留学前の考えを言葉に落とし込んで、今まさに考えていることがある。


クリエイティブであること、ホスピタリティに溢れること。


自分の中に描いていた漠然とした絵が、輪郭を持ち始めた。



Index

 留学前の漠然とした考え
 8ヶ月たった今
 幸せって?
 その幸せは何なのか
 夢と絡めて
 おわりに




留学前の漠然とした考え


高校時代の後半、具体的にはサッカーを引退したのちの受験期から考えていたこと。

夢や自分、そしてなりたい自分。

留学前までの経験や様々なことを踏まえて、考えていたこと。


それは、何もない場所でも、自分がいることで周りの人が笑顔になったり、楽しい気分になれる。

特別なことがない日でも、特別に感じられたり、ささいな日常に花を咲かせられる。

そんな人間になりたい。


そんなことを考えていた。極めて抽象的で漠然とした考えやったと思う。




8ヶ月たった今


それから8ヶ月。


ここには世界中から集まる人々がいる。

考え方から行動範囲、肌の色も話す言葉も何もかも違う人たち。

共通点は「人間であること」と、「ニューヨークにいる」という事実だけ。


その中にいると、やはりアイデンティティーを失いそうになる。

自分は何を考えて、何をする人か。自分は何なんだと。

アジア人、日本人の岡本友輝のはずであるけど、色は黒い。うん。

言いたいのはそれじゃない。ふむ。


でもその環境の中で8ヶ月、自分のしたいこと、なりたい自分、夢。考え続けた。

その中で行き着いた言葉が冒頭の言葉。


クリエイティブであること。ホスピタリティに溢れること。




幸せって?


話が少し変わって、留学前。

幸せ論について深く考え、環境問題と結びつけるキャンプを行った。

その時に出た自分の答えは「当たり前ですら幸せと感じられることが幸せ」だった。

高価な車を持つことでも、高層ビルの最上階に住むことでも、ましてや友達と一緒にいることでもない。


幸せって何かの条件を満たして「幸せ」っていうものではなくて、

周りから見たら些細な当たり前のようなことでも「幸せ」と解釈できることが幸せなんだと。

哲学的で綺麗事的で鼻で笑われるかもしれないが、自分は本気でそう思う。


例えば食に関していうとわかりやすい。

周りのほとんどの友達が言う。学校の食堂のメシがまずい、と。

たしかにまずい日もあるが、大半は美味しい。(と感じる)


おそらく、食に対して求めるものが低いから。


他にも日常生活。

自分はわりと何をしてても楽しい。


なんでかって考えた時に出た答えは、

自分なりに解釈を変えているから。


例えば、そこまで美味しくないご飯を食べた時には、食べられるだけで幸せって感じられる。

あまり楽しくないと言われる場所に行った時、それでも数少ない材料から楽しさを見出そうとする。

それが自分の得意なことでもあり、なりたい自分でもあるのかなと感じる。




その幸せは何なのか


じゃあその自分が感じるその考え方は何なのかと考えたら、

クリエイティブであること、ホスピタリティに溢れること。

これら二つに落ち着いた。


クリエイティブ。

何もない場所や一見普通の場所を、幸せの場所に変える。

たいしたことない物や普通の物を、素晴らしい物に変える。


正確には「魅せる」っていうんかもしれん。


ホスピタリティ。

つまりはおもてなしの心。

周りの人を思いやり、見返りを求めず、そしてさりげなく尽くすこと。


この二つが自分が求めること、そして幸せのキーワードになると思っている。




夢と絡めて


じゃあなんの話やねんってところやけど、

これを体現していくのが、自分の夢でもあり使命でもあるのかなと思ってる。


茶道起業家になること。


上に書いていった考え方。茶道の精神にかなり通ずる部分がある。

わびさびであったり、主客一体、おもてなし。

茶道から学んだってより、茶道勉強したら自分の考え方と似てたって感じ。



日本の文化を継承したいとか家継ぎたいとかそういう思いじゃなくて、

茶道の精神を現代社会に持ってきて、それをもとに活躍したい。


ま、口では好きなだけ言えるけど。

茶道のきっかけとか何したいかとかはまた他の記事にかこーっと。




おわりに


残り75日。

ただ、75日でニューヨーク生活終わりってのと、75日で日本の生活がまた始まりってのが半分半分。

うん、めちゃくちゃ帰りたいけどめちゃくちゃ帰りたくない。


しっかり考えること考えて遊ぶとこ遊んで勉強するとこ勉強して。

精一杯楽しんできます。また。



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