It is what it is.

もっと勢い持って更新していきたいとこなんやけど、なんやらなんやらでそんなブログ書く時間取れてない現状、そして一つ書くのに1時間2時間かかる現象、たまに聞こえる英語の幻聴、yeah.


英語でのアウトプットを兼ねたEnglish Blogと、徒然なるままに綴る日本語でのブログ。

アメリカニューヨークにいる今やからこそ感じること考えることを母国語で書いていくのも財産かなと、おもしろいかなと。


今日はここニューヨークで得た考え方と、その考え方にドンピシャな言葉と出会ったから、それについて書きたいなーと。


It is what it is. (それが人生や、それはそうやねん)


この言葉、どこで出会ったか忘れてしまうほどに衝撃的というかグッときて。


というのも、ちょうどこの言葉に出会ったときに自分が抱いてた想いとか考えに、

ピタッーっと当てはまる言葉で。

何を抱いてたかというと、「こいつらなんやねん、まじで、全然言うこと聞かんやん」と。


自分の通う語学学校にはほんと様々な国籍の人がいる。

日本、韓国、中国、タイ、サウジアラビア、イラン、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、アルゼンチン、ブラジル、チリ、エクアドル、、

話によると50カ国の生徒がいるみたい。オリンピック開けるんちゃうかっていうくらい。

で、その中でグループワークであったり、シンプルに遊ぶであったり、必ず「集団社会」で行動することがある。

というか、学校でも家でも自分のことするとき以外は、ほぼほぼ集団生活。


そんな中で、本当にイライラしてた時期があった。

人の話聞かんやったり、自分の主張だけ押し通したり、ふざけてばっかり、超攻撃的、もういろんな奴がおる。

そんな中で、チームワークを大事にしようとする日本人岡本友輝は、

いっつもニコニコしながらイライラしてた。キレたこともあった。

あのグループワークは忘れもしない。


イライラの理由は2つ。

1つは、チームメイトに指示したり、要求したりスムーズにできない自分の英語力のなさ。

もう1つは、自分が変えようとしても自分のスタイルを変えようとしない彼らの態度、ありさま。


もう、何が多様性や、早く日本に帰りたい、外国人嫌や、なんて思っていた。


ただ、そんなとき、一人の友達しゅーへい(一条高校出身、同じサッカー部に所属していた校内一のイケメン。大学進学時に、自分のやりたいこと、「音楽ビジネス」を見つけるもそれは日本の大学では叶えられないと米国大学進学を決意。1年の猛勉強ののち、見事合格。今はニューヨークの大学に通う。)とニューヨークで再会する。

お互いの米国生活の話をする中で、彼も同じような経験をしていたことがわかった。


大学のサッカー部で真剣に取り組まない人間がいる、

負けても笑っているチームメイトがいる、

下手くそなのにフリーキックを蹴りたがる奴がいる、

味方がミスをするとチームの雰囲気を悪くするゲームクラッシャーがいる。


人一倍負けず嫌いな彼は、寝る間も惜しんで勉強、そしてサッカー部で活動しているのに。

チームメイトにいつもイライラしていた。彼も舞台は違えど、自分と同じような経験をしていた。


ただ、彼はとある日本人の友達にある言葉をかけられたそう。

「しゅーへい、あんな、あいつら変えるのは無理やねん。あいつらはあいつらやねん。でもしゅーへいは、それを受け入れようとしてんの?」


その話を、ニューヨークの大戸屋で彼から聞いた。

まるで自分に言われてるかのようだった。


それから彼は180度考え方を変え、どう受け入れていくんか、それがあいつらの考え方ならじゃあ自分はどう対応して、どううまくいい方に持っていったら良いのか、全力で考え出したそうな。



そして、自分は。

彼らは彼ら。自分が変えようとしてもそれは無理なんだと。

じゃあどうやって彼らのその特徴を良いように活かして、良い方向に持っていくのか。

それが自分の役目、そしてやりたいこと、なりたい自分じゃないのか。だからここに来たんじゃないのかと。


それからというもの、一気に世界が変わった。

自己主張が強い奴には自分がどんどん突っ込んで、主張をもっと強いものに。

何もせん奴はこっちから仕事を振っていく。

文句言う奴には、アンチテーゼをありがとうと言った気持ちで耳を傾ける。


俺は彼らを変えることはできひんけど、彼らを見る見方は変えることができる。

その答えに行き着いた。


そう、そしてその時に出会うことになる。

It is what it is.

それはそれなんだ、と。


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